山田屋さんに学ぶ
「いちごの学校」
~これまでの活動
今回の大盛倶楽部が訪れたのは、海の見えるいちごハウス、山田屋いちご園 です。
>>淡路島 山田屋ホームページ
山田修平さん、優子さんが営むいちご園は、淡路島釜口にあります。おふたりは、2012年にこの地に移住し、地域とのつながりを大切に育てながら今に至っています。
>>淡路島 山田屋ホームページ
山田修平さん、優子さんが営むいちご園は、淡路島釜口にあります。おふたりは、2012年にこの地に移住し、地域とのつながりを大切に育てながら今に至っています。
いちごハウスの前にはさえぎるものがなく、海が広がっていました。春の花、菜の花も咲き、放牧された母牛がのんびりと草を食んでいます。
せっかくの素晴らしいこのロケーション、いちごを摘むだけでなくもっといちごのことを知り、楽しむ1日を企画したいと山田屋さんと大盛倶楽部がコラボ企画したのが今回の「いちごの学校」です。
学校は1時限目から3時限目までの3部構成。1時限目が「生物」。いちごについて山田修平さんに教えてもらいます。2時限目は「給食」。デザートとしてだけでないいちごの食べ方を大盛食堂でご一緒いただいている安藤美保さんに教えてもらいます。3時限目は、いちごのジャムのつくり方を優子さんに教えていただくというもの。
学校は1時限目から3時限目までの3部構成。1時限目が「生物」。いちごについて山田修平さんに教えてもらいます。2時限目は「給食」。デザートとしてだけでないいちごの食べ方を大盛食堂でご一緒いただいている安藤美保さんに教えてもらいます。3時限目は、いちごのジャムのつくり方を優子さんに教えていただくというもの。
1時限目:生物
まずおいしそうないちごを摘みます。真っ赤に熟したいちごは甘さが濃厚。スーパーには熟しきってないものを出すので、食べ時を食べられるのはハウスならでは!
「学校なので摘んで食べるだけじゃだめですよ」と山田さんからのアドバイス。「そうだった、そうだった」とあわてる部員たち。2時限目の「給食」のためにもいちごをたっぷり摘みました。
山田屋いちご園で栽培されているいちごは、紅ホッぺ、章姫、よつぼしの3品種。それぞれに特徴があるとのこと。「切ってみたらよくわかるんです。中が白いもの、赤いものと品種によって特徴があります。中までしっかり赤いのがよつぼしです」
私たちがいちごの実と思っていたものが実は花たくと呼ばれるものだったり、いちごの外側の粒粒が本当の実で、中に種があったりといちごの真実(!?)に驚くひとこまも。ふだん何気なく食べているいちごの背景を知り、あらためていちごを見直すひとときでした。
2限目:給食
ひととおりいちごのことを知った後は、大盛食堂のメンバー、NEIGHBOR FOODの安藤さんによる給食。いちご園ならではの青イチゴを使ったサラダ、淡路島の北坂養鶏場のたまごを使ったオムレツなどをみんなでつくりました。
【今回のメニュー】
◆いちごとビーツのサラダ
◆イチゴと菜の花の白和え
◆新玉ねぎのソテー いちごのサルサ
◆卵サラダ +フレッシュハーブ、+ハラペーニョのピクルス
◆菊芋のポタージュ
*ベビーリーフ
*フロマージュフレ(弓削牧場)
◆いちごとビーツのサラダ
◆イチゴと菜の花の白和え
◆新玉ねぎのソテー いちごのサルサ
◆卵サラダ +フレッシュハーブ、+ハラペーニョのピクルス
◆菊芋のポタージュ
*ベビーリーフ
*フロマージュフレ(弓削牧場)
◆北坂養鶏場の卵を使ったオムレツ(フレッシュハーブ入り)
◆mukuさんの焼きソーセージ + いちごマスタード +ザワークラウト
◆mukuさんの焼きソーセージ + いちごマスタード +ザワークラウト
◆山田さんの畑で取れた小麦を使ったパン(小さなカンパーニュ、ピタパン、ルスティック、オートミールのパン)
◆いちご&ハーブウォーター
デザートでよく食べるいちご。安藤さんの手にかかるとさらに魅力が倍増。特にマスタードと合わせたベリーソースは、焼いた淡路島の無添加猪豚ソーセージとの合性抜群でした。
3限目:家庭科
山田屋のジャムおばさんこと山田優子さんから、摘みたてのいちごを使ったジャムの作り方を教えてもらいます。3品種の中から好きないちごを摘んだのち、正確に計量します。一品種に絞る人もいれば、ミックスにする人も!
「砂糖が、いちごの重量の35%。レモンは5%。火はけっこう強火で大丈夫。焦げないように注意してくださいね」と優子さん。
初めてジャムを作った!という人もいてトロトロのジャムができあがっていく過程は、テンションがあがります。
その後、みんなで作ったジャムの食べ比べもしてみました。それぞれ同じ方法で作ったにもかかわらず、コクがあるものもあればあっさりしているのも。選んだ品種によっても違うし、火の入れ方によっても違うようです。熱いうちに小さな瓶につめてお土産、完成。
受粉のために飛ぶ蜂の羽音、風が吹き込んだ時に鳴るウインドチャーム。音といえばそれだけの広々としたいちごハウスで、おいしそうないちごを選び、摘んで味わうとてもしあわせなひととき。人と自然が上手につながることで生まれた山田屋さんでの一日は、日ごろ少しずつたまっていたストレスがほどけていくような感覚を味あわせてくれました。
山田修平さん、優子さん、本当にありがとうございました。そしてこのきっかけを作っていただいたシマトワークスの富田さんにも感謝です。
受粉のために飛ぶ蜂の羽音、風が吹き込んだ時に鳴るウインドチャーム。音といえばそれだけの広々としたいちごハウスで、おいしそうないちごを選び、摘んで味わうとてもしあわせなひととき。人と自然が上手につながることで生まれた山田屋さんでの一日は、日ごろ少しずつたまっていたストレスがほどけていくような感覚を味あわせてくれました。
山田修平さん、優子さん、本当にありがとうございました。そしてこのきっかけを作っていただいたシマトワークスの富田さんにも感謝です。