ニウ・ファーム 三宅幸江さんと一緒に 夏の麦わら帽子を作る
~これまでの活動
今回教えていただいたのは、神戸市北区、丹生山のふもとで自然農に取り組んでおられるニウ・ファーム三宅幸江さんです。
帽子は買うものと思い込んでいたので、最初、帽子を自分で作ると聞いたとき、大丈夫?というのが正直な感想でした。
「こんにちは」とさわやかに入ってきた三宅さんが持ってこられたのはご自分で作った帽子と大量のラフィア。想像をはるかに超えた完成度の高い帽子です。これがつくれる!?とテンションが一気にあがります。
帽子は買うものと思い込んでいたので、最初、帽子を自分で作ると聞いたとき、大丈夫?というのが正直な感想でした。
「こんにちは」とさわやかに入ってきた三宅さんが持ってこられたのはご自分で作った帽子と大量のラフィア。想像をはるかに超えた完成度の高い帽子です。これがつくれる!?とテンションが一気にあがります。
三宅さんの作った帽子は、形にゆるみがなくとてもしっかりした印象です。いくつかのサンプルをかぶって、どんなデザインをするか決めます。
ラフィアはマダガスカル産のもので、さわると蝋引きされたものをさわっているような感触。この油のようなものが水をはじき、少量の雨でも大丈夫だしかびもはえにくいのだとか。
今回は、2回シリーズの構成になっており、1回目はコードを編み、2回目でコードを縫って帽子に仕立てていきます。
【手しごとスタート】
1.さっそくコード編みにはいります。
ラフィアを10~15本くらい取り、はしをそろえてまずは三つ編み。そのあと5本取りにして左から右に編んでいきます。
ラフィアを10~15本くらい取り、はしをそろえてまずは三つ編み。そのあと5本取りにして左から右に編んでいきます。
三宅さんは手の指を編み針のように使って器用に編んでいくのですが、なかなかそのようにいきません。
1回目で編めたのは3メートルくらい。あとは自宅での宿題となりました。サイズやデザインにもよりますが、コードは最低6メートルは必要。テレビを見ながら、夜なべして(!?)2回目までにコードを編んできました。
2.編んだコードを縫いとめながら帽子を仕立てます。
まずは帽子の天井のデザインを丸型にするのかオーバルにするのかを決め、右回りにとめていきます。最初のカーブは強いので、しっかりした糸で止めるのがコツ。
そのあとクラウンを作ります。一段ごとに少しずつ大きくして台形にします。かぶってみてまぶたにかかる深さまで作ります。
このあとプリム(帽子のつば)をひっくり返して作ります。好みの幅まで作って仕上げます。
これは、三宅さんの仕上げ。美しい!
仕上がった帽子は、ちょっとでこぼこしたりもしていますが、愛着ひとしおでした。もうひとつつくりたいなあ、今度はバッグもつくってみようかなあなどという声も聞かれました。
【今日のおやつ】
お待ちかね、おやつタイムです。手しごとの合間には、三宅さん手づくりのおやつタイムがありました。手積みのハーブティーは、スパイシーでおいしい。
1日目 シロップ漬けレモンと青いバナナのスコーンとトゥルシーのお茶
りんごとかりんのジャムを添えて
1日目 シロップ漬けレモンと青いバナナのスコーンとトゥルシーのお茶
りんごとかりんのジャムを添えて
2日目 夏みかんのパウンドケーキとトゥルシーのお茶
トゥルシーは、ホーリーバジルとも呼ばれ、インドでは薬効があると古くから食されていたハーブだそうです。初めて飲みましたがスパイシーで清涼感があり、すっきりした味でした。
手しごとをしながら、みなさんが会話をしたり、情報交換をしたり、お茶を飲んだり。最初はまったく知らない人どうしが最後には別れがたくなる素敵なひと時がもてました。機会があれば、また集まって手しごとをいっしょにしたいものです。
手しごとをしながら、みなさんが会話をしたり、情報交換をしたり、お茶を飲んだり。最初はまったく知らない人どうしが最後には別れがたくなる素敵なひと時がもてました。機会があれば、また集まって手しごとをいっしょにしたいものです。