和のおやつ つばきやさんといっしょにつくる
お月さまに見立てたおはぎとお赤飯
~これまでの活動
中秋の名月を4日後に控えた9月9日、お月見のお膳に添えたいおはぎとお赤飯の蒸し方を神戸中山手で人気の「和のおやつ つばきや」のフェルシーシ亜希子さんに教わりました。
豆が好きで和菓子屋さんを始めたという亜希子さん。余計なものは入れないシンプルな作り方で素材のよさを引き出します。材料になる小豆は北海道産、砂糖は自然な甘さの洗双糖、おはぎのもち米は佐賀県のヒヨク餅米を使用しました。
豆が好きで和菓子屋さんを始めたという亜希子さん。余計なものは入れないシンプルな作り方で素材のよさを引き出します。材料になる小豆は北海道産、砂糖は自然な甘さの洗双糖、おはぎのもち米は佐賀県のヒヨク餅米を使用しました。
~赤飯
赤飯づくりのプロといえば和菓子屋さんだそうです。打ち合わせ時にスタッフが「赤飯を炊く」と言うと、すかさず「赤飯は蒸すんです」と訂正されてしまいました!スーパーやコンビニでも手軽に手に入りますが、プロの技を身に着けて、家庭で蒸したての赤飯を気軽に味わえるようになったらなんて素敵でしょう!
そして、今回は蒸したての赤飯の味を楽しみたいと一同わくわく!
そして、今回は蒸したての赤飯の味を楽しみたいと一同わくわく!
まず、前日からの準備の説明から。
赤飯作りのポイントは雑実のない小豆の味と美しい色。
渋抜きとは、小豆の表面についている渋みを抜く作業で、下茹でのようなものかなと思います。本茹での前に、水から茹でた小豆を沸騰させ、5分ほどたったらざるに上げて水を切ります。これをしっかりすることが雑味のない味に仕上げるコツ。
そして、赤飯のあの美しい色。炊飯器で炊くと紫にはなるけど赤くならないという声を聞いたこともあります。美しい赤にするには、小豆をゆでたときのゆで汁にもち米を一晩つけるのがポイントです。なので、小豆の茹で汁は捨ててはいけません!
赤飯作りのポイントは雑実のない小豆の味と美しい色。
渋抜きとは、小豆の表面についている渋みを抜く作業で、下茹でのようなものかなと思います。本茹での前に、水から茹でた小豆を沸騰させ、5分ほどたったらざるに上げて水を切ります。これをしっかりすることが雑味のない味に仕上げるコツ。
そして、赤飯のあの美しい色。炊飯器で炊くと紫にはなるけど赤くならないという声を聞いたこともあります。美しい赤にするには、小豆をゆでたときのゆで汁にもち米を一晩つけるのがポイントです。なので、小豆の茹で汁は捨ててはいけません!
いよいよ蒸します!
浸水させたもち米を水切りします。水きり時間は30分くらい。その間、もち米を混ぜると色ムラになりません。
浸水させたもち米を水切りします。水きり時間は30分くらい。その間、もち米を混ぜると色ムラになりません。
2段の蒸し器にもち米を分けていれ、20分蒸します。
20分たったたら、もち米を飯台にあけ、少量の塩を入れた水を180cc入れて混ぜます。
20分たったたら、もち米を飯台にあけ、少量の塩を入れた水を180cc入れて混ぜます。
水を入れると、シャバシャバになります!ここは、気にしない。しゃもじで混ぜます。
前日茹でた小豆を入れるのもこのタイミング。
小豆もむらなく混ぜます。再度蒸し器に入れて20分。
小豆もむらなく混ぜます。再度蒸し器に入れて20分。
でき上がりです!飯台に出して冷まします。
~お月さまに見立てた芋餡おはぎと小豆のおはぎ
月の色を連想させる餡として亜希子さんに提案いただいたのが「芋餡」です。
さつまいもは、太めの輪切りにします。外側は繊維が多いので、厚めに皮をむきます。「むいた皮はキンピラにでもしてください」と亜希子さん。あくを抜いて茹で、砂糖と塩を入れます。芋の種類はお好みでいいそう。思い立ったときにすぐ作れそうな餡です。
「小豆餡」は、渋抜きをして、なべに小豆を入れてかぶるくらいの水を入れます。(小豆より4cmくらい)
沸騰してからいったん火を消して30分くらいおき、その後、再弱火でほぼ水がなくなるまで煮ます。
なべは、ふたのきっちりしまる厚手のなべがおすすめだそうです。亜希子さんは、無水なべをつかっているそうです。「火加減にもよりますが、小豆1kgで2時間くらいかな。弱火でことことコトコトと。その間、ほかのこともできますし」
圧力鍋でもいいのですが、豆のやわらかさを途中で確認できないのが使いにくいとのことでした。
皮がやわらかくなったところで砂糖と塩を加えてしっかりかき混ぜます。この間、火はつけたまま!へらでなべ底をすっとなぞって1文字書けるくらいになったら火を止めます。
「小豆餡」は、渋抜きをして、なべに小豆を入れてかぶるくらいの水を入れます。(小豆より4cmくらい)
沸騰してからいったん火を消して30分くらいおき、その後、再弱火でほぼ水がなくなるまで煮ます。
なべは、ふたのきっちりしまる厚手のなべがおすすめだそうです。亜希子さんは、無水なべをつかっているそうです。「火加減にもよりますが、小豆1kgで2時間くらいかな。弱火でことことコトコトと。その間、ほかのこともできますし」
圧力鍋でもいいのですが、豆のやわらかさを途中で確認できないのが使いにくいとのことでした。
皮がやわらかくなったところで砂糖と塩を加えてしっかりかき混ぜます。この間、火はつけたまま!へらでなべ底をすっとなぞって1文字書けるくらいになったら火を止めます。
おはぎを作ります
一晩つけたもち米を同量の水で炊きます。
一晩つけたもち米を同量の水で炊きます。
炊き上がったら2合につきひとつまみの塩を入れて混ぜます。ふきんをかけて冷まします。
おはぎ1個分は、餡40gに対しもち米25gくらい。
手のひらに餡をのばし、もち米を包みます。「裏技なんですが、手袋をして油を少しつけるとスムーズです」と亜希子さん。が、これがなかなか難しく、みんな真剣!安藤さんも丸めます!
でき上ががりました!
「今日のランチ」
蒸したてのもちもち赤飯、きのこと野菜の白和え 炊き立てのもち米と餡が絶妙にからむおはぎ2種、お味噌汁でした。
ごちそうさま!
ごちそうさま!
ところで今回はこんなおみやげも販売しました。亜希子さん手づくりのあづま袋におはぎの材料セット(20~25個分)がはいっています!あづま袋がなんともかわいい!