クラフトワークのある暮らし
「あなただけのスペインタイルの箸置きづくり」
~これまでの活動
今回の様子はこちらの動画で見ていただけます。
>>大盛倶楽部スペインタイル
>>大盛倶楽部スペインタイル
部員のひとりが見つけたスペインタイルアート。
「カラフルでつやつやしていてアート感がいっぱいで、あれで食にまつわるものが作れたら食卓が盛り上がると思う」という話が発端になった今回のワークショップ。
さっそくSpaintileYumiの小髙由美さんに相談をして「箸置き」を作ってみることになりました。あらかじめ小髙さんに用意していただいた下絵は、和洋折衷した素敵なデザイン。
「カラフルでつやつやしていてアート感がいっぱいで、あれで食にまつわるものが作れたら食卓が盛り上がると思う」という話が発端になった今回のワークショップ。
さっそくSpaintileYumiの小髙由美さんに相談をして「箸置き」を作ってみることになりました。あらかじめ小髙さんに用意していただいた下絵は、和洋折衷した素敵なデザイン。
ところが、参加されたみなさん全員がオリジナルのデザインを持参。「長年教室を開催していますが、全員がオリジナルというのは初めてです。みなさんの意気込み、すごいですね」と小髙さんもびっくり。
小髙さんにとっても私たちにとってもチャレンジの1日となりました。
小髙さんにとっても私たちにとってもチャレンジの1日となりました。
スペインタイルの歴史は古く8世紀にまでさかのぼると言います。スペインに移住した北アフリカのイスラム教徒の持ち込んださまざまな文化のひとつがタイル文化で、イスラム文化のアラベスク模様や幾何学模様とスペイン独特の色鮮やかなデザインが融合し、今のスペインタイルになったそうです。
代表的なタイルの種類は「クエルダセカタイル」と「マヨルカタイル」があり、今回のタイルは「クエルダセカタイル」。
このタイルはイスラム文化を色濃く残したタイルで、デザインを施した表面に凹凸が見られるのが特徴でアラベスク模様や幾何学模様が中心で色を線と面で表現するのだそうです。
このタイルはイスラム文化を色濃く残したタイルで、デザインを施した表面に凹凸が見られるのが特徴でアラベスク模様や幾何学模様が中心で色を線と面で表現するのだそうです。
<工程>
1.下書き
代表的なタイルの種類は「クエルダセカタイル」と「マヨルカタイル」があり、今回のタイルは「クエルダセカタイル」。
このタイルはイスラム文化を色濃く残したタイルで、デザインを施した表面に凹凸が見られるのが特徴でアラベスク模様や幾何学模様が中心で色を線と面で表現するのだそうです。
代表的なタイルの種類は「クエルダセカタイル」と「マヨルカタイル」があり、今回のタイルは「クエルダセカタイル」。
このタイルはイスラム文化を色濃く残したタイルで、デザインを施した表面に凹凸が見られるのが特徴でアラベスク模様や幾何学模様が中心で色を線と面で表現するのだそうです。
2.絵付け
塗る色を決めてから、スペイン産釉薬をのせて絵付けをします。鉛筆で描いた輪郭の中にスポイトで吸い上げた釉薬を入れていきます。「水に溶いた釉薬の表面張力でぷっくりと仕上がるりますよ」と小髙さんが手際よくテスト用のタイルに描いてみせてくれるのですが、初挑戦のわたしたちはなかなかうまくいかず、苦戦。細かいところは筆を使います。この時も表面張力をうまく使うのがコツです。
塗る色を決めてから、スペイン産釉薬をのせて絵付けをします。鉛筆で描いた輪郭の中にスポイトで吸い上げた釉薬を入れていきます。「水に溶いた釉薬の表面張力でぷっくりと仕上がるりますよ」と小髙さんが手際よくテスト用のタイルに描いてみせてくれるのですが、初挑戦のわたしたちはなかなかうまくいかず、苦戦。細かいところは筆を使います。この時も表面張力をうまく使うのがコツです。
3.焼成
完成したタイルを1000度くらいの窯で焼きます。
今回は、絵付けまでを私たちがして焼成は先生にやっていただくことに。
完成したタイルを1000度くらいの窯で焼きます。
今回は、絵付けまでを私たちがして焼成は先生にやっていただくことに。
あっという間の2時間でしたが、みんな水を飲むのも忘れて熱中。初めて取り組んだスペインタイルの絵付け。特徴がよく呑み込めていないのもあって持ってきたデザインに苦戦する姿もありましたが、久しぶりに集中するひとときは充実感にあふれたものでした。
たとえ形は悪くても自分の手で生み出したものにはそのときの記憶が封じ込められ、愛着もひとしお。クラフトワークのある暮らしは、ほっこりとあたたかみのある時間と空間を生み出しますね。
実際、焼いたらどんなものになるのかがとても楽しみです。
最後にみんなで記念撮影もして1日を終えました。「もう一回やりましょう!」と小髙さん。次にやるときはもう一歩レベルアップできるといいな。
たとえ形は悪くても自分の手で生み出したものにはそのときの記憶が封じ込められ、愛着もひとしお。クラフトワークのある暮らしは、ほっこりとあたたかみのある時間と空間を生み出しますね。
実際、焼いたらどんなものになるのかがとても楽しみです。
最後にみんなで記念撮影もして1日を終えました。「もう一回やりましょう!」と小髙さん。次にやるときはもう一歩レベルアップできるといいな。