養生法
2020.01.06
アーユルヴェーダで心地いい~冬の過ごし方 その2
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。本年も心と体の喜ぶヨガとアーユルヴェーダの情報をお伝えして参ります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末から続いて新年会などイベントが多い時期となっていますが、お腹が重たくなっていませんか?つい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないかと思います。
アーユルヴェーダでは、冬が最も消化力の高い季節といわれ、お魚やお肉などのご馳走をいただいたエネルギーは蓄えられて体を丈夫にします。冬眠する動物が蓄えるのと似ていますね。ただ、いくら消化力が上がるからといっても、毎回の食事で満腹になるまで食べてしまったり、アイスや体を冷やすデザートを取り過ぎると、体の火の神様“アグニ”が疲れて、きちんと燃やしてくれなくなってしまいます。重たい食事の続いた次の日は、朝は白湯を飲みましょう。午前中は体は排出の時間帯になりますので、ヨガなどで内蔵に刺激を与えてデドックスを促します。お腹が空かないときは、朝食は抜くか、お味噌汁やダルスープなどの、消化のよい温かい汁物で軽く済ませましょう。昼食と夕食はお粥のみ、またはお粥とお味噌汁などを少量いただきます。日本には昔から七草粥というよい習慣がありますね。冬の風邪に負けないようにするためには、バランスをみながら食事量をコントロールして、消化力が落ちないようにするのが一番です。
アーユルヴェーダの1月のエネルギーは、風の動き:「ヴァータ」が優勢です。影響を受けることで、冷える・乾く・こわばる・痛む・落ち着かない・気が散る・不安感など強くなります。
ヴァータを落ち着かせる食べ物は、温かく、やわらかい、甘味・酸味・塩味です。消化が安定していない人は、お味噌汁の他、梅干し粥で酸味、薄口醤油で煮付けた大根人参(お野菜)で塩味をいただけます。消化力の安定している時は、和食なら生姜をたっぷり加えた、ぶり大根や鶏肉ちゃんこ鍋などで、栄養とコラーゲンも補給してあげましょう。お野菜をバランスよく入れたパスタや、辛すぎないスパイスの炊き込みご飯にカレーを手作りするのもお勧めです。辛みが欲しいときは唐辛子よりは胡椒を選びます。ジンジャーティーやシナモンティーなども体を温めてくれます。
またヴァータを抑えるためには、暖かく、しっとり、穏やかな気持ちになれるようなことを選びます。妊活中の方は、冬に代謝上がるので相応しい時期とされていますので、冷やさないように注意しましょう。
湯舟にゆっくり浸かること。オイルマッサージをしながら、体の感覚をマインドフルネスしてみる。好きな音楽を聴きながらホットココアを飲む。アロマオイルを垂らして足湯するだけでも癒されますね。心身相関といって、心の流れは体へも繋がって影響しあっています。一年の始まりは心に少しゆとりをもって、元気な体へと導いていきましょう。
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ありがとうございました。
ご意見ご感想がございましたらお気軽にお聞かせください☆彡
お問合せはヨガプラーナ【[email protected]】までお気軽にご連絡ください。
アーユルヴェーダで心地いい~冬の過ごし方 その2
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。本年も心と体の喜ぶヨガとアーユルヴェーダの情報をお伝えして参ります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末から続いて新年会などイベントが多い時期となっていますが、お腹が重たくなっていませんか?つい食べ過ぎてしまうという方も多いのではないかと思います。
アーユルヴェーダでは、冬が最も消化力の高い季節といわれ、お魚やお肉などのご馳走をいただいたエネルギーは蓄えられて体を丈夫にします。冬眠する動物が蓄えるのと似ていますね。ただ、いくら消化力が上がるからといっても、毎回の食事で満腹になるまで食べてしまったり、アイスや体を冷やすデザートを取り過ぎると、体の火の神様“アグニ”が疲れて、きちんと燃やしてくれなくなってしまいます。重たい食事の続いた次の日は、朝は白湯を飲みましょう。午前中は体は排出の時間帯になりますので、ヨガなどで内蔵に刺激を与えてデドックスを促します。お腹が空かないときは、朝食は抜くか、お味噌汁やダルスープなどの、消化のよい温かい汁物で軽く済ませましょう。昼食と夕食はお粥のみ、またはお粥とお味噌汁などを少量いただきます。日本には昔から七草粥というよい習慣がありますね。冬の風邪に負けないようにするためには、バランスをみながら食事量をコントロールして、消化力が落ちないようにするのが一番です。
アーユルヴェーダの1月のエネルギーは、風の動き:「ヴァータ」が優勢です。影響を受けることで、冷える・乾く・こわばる・痛む・落ち着かない・気が散る・不安感など強くなります。
ヴァータを落ち着かせる食べ物は、温かく、やわらかい、甘味・酸味・塩味です。消化が安定していない人は、お味噌汁の他、梅干し粥で酸味、薄口醤油で煮付けた大根人参(お野菜)で塩味をいただけます。消化力の安定している時は、和食なら生姜をたっぷり加えた、ぶり大根や鶏肉ちゃんこ鍋などで、栄養とコラーゲンも補給してあげましょう。お野菜をバランスよく入れたパスタや、辛すぎないスパイスの炊き込みご飯にカレーを手作りするのもお勧めです。辛みが欲しいときは唐辛子よりは胡椒を選びます。ジンジャーティーやシナモンティーなども体を温めてくれます。
またヴァータを抑えるためには、暖かく、しっとり、穏やかな気持ちになれるようなことを選びます。妊活中の方は、冬に代謝上がるので相応しい時期とされていますので、冷やさないように注意しましょう。
湯舟にゆっくり浸かること。オイルマッサージをしながら、体の感覚をマインドフルネスしてみる。好きな音楽を聴きながらホットココアを飲む。アロマオイルを垂らして足湯するだけでも癒されますね。心身相関といって、心の流れは体へも繋がって影響しあっています。一年の始まりは心に少しゆとりをもって、元気な体へと導いていきましょう。
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